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大学院は就職に有利?修士課程の特徴や仕組みを徹底解説!

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年々大学院進学者が減少しているといわれています。

一方、大学院まで行って修士課程を取ることに関心がある人は少なくないのではないでしょうか。

確かに、修士号取得者は就職市場で有利に評価されるなどメリットもあります。しかし、実際のところ修士課程とはどのようなものかしっかりと理解できている人は少ないかもしれません。

そこで本記事では、修士課程の実態と特徴、仕組みについて、詳しく解説していきます。大学院進学を検討する受験生・学生はもちろん、社会人で興味のある方も、ぜひ修士課程の内情を知っておきましょう。

大学院とは

大学院は、大学における高等教育機関であり、より高度な専門知識と研究能力を身につけることを目的とした教育機関です。

学部教育に続く修士課程と博士課程の2つの課程があり、理工系、医学、法学など、さまざまな専門分野の高度な研究者や実際の現場で活躍する実務家を養成することが大学院の主な役割です。

大学の学部で学んだ内容よりもさらに専門性の高い内容を学ぶと考えるとわかりやすいでしょう。

修士課程は、標準修業年限2年間の課程です。講義や演習、研究指導を通じて、専門分野についての高度な知識や研究手法などを学びます。多くの場合、課程の最後には修士論文を作成し、一定の単位取得要件を満たせば、修士(Master’s)の学位が授与されます。修士論文以外では、専攻分野やその関連分野の知識について問われる筆記問題が課される場合があります。

博士課程については、他の記事で詳しく紹介しているので、そちらをご確認ください。

文部科学省が2022年に実施した学校基本調査によると、大学院への進学率は12.4%です。この数値は2010年度の15.9%をピークとして、年々減少傾向にあります。

しかし、大学院への進学は、以下でも紹介しているようなメリットもあります。そのため、大学院進学に少しでも興味がある人は、当記事を参考にして前向きに検討しましょう。

参考:「大学院進学」の減少が止まらないこれだけの理由 進学希望は多い一方アカハラや学費等の悩みも | 理想と現実 大学院生の苦悩 | 東洋経済オンライン

別の大学の大学院に行くこともできる

「大学院についてあまり知らない」という人のために、大学院の特徴などをこちらの記事で紹介していますが、まず大学院進学は必ずしも自分が学士号を取得した大学と同じ大学院に進む必要はないということをお伝えさせていただきます。

別の大学の大学院に進学することも可能なのです。

例えば、東京大学で学士号を取得した学生が、京都大学の大学院に進学することができます。また、早稲田大学を卒業した学生が、東北大学の大学院でさらに高度な研究を続けるということもあります。

国公立大学から私立大学の大学院に進む例も多数あります。例えば、筑波大学の学生が、慶應義塾大学の大学院に進学したり、九州大学の卒業生が同志社大学の大学院に入学したりする例もあります。

また、大学院では大学の学部で専攻していたのとは全く異なる分野に進む学生も少なくありません。例えば、東京理科大学の理学部卒業生が、神戸大学大学院の経営学研究科に進学することもあります。

受験資格、入学試験などの条件を満たせば、母校以外の大学院への進学が可能なのです。

このように、運営元を別にしてまでも、学生は自身の希望する専門分野や研究環境が整った最適な大学院を追求することができます。

大学とは別の大学院に進学するからといって、特別難易度が高くなることはありません。(大学と同じ大学院を受験する場合は、内部進学用の枠が設けられていることはあります。)

大学受験では第一志望に進学できなかったとしても、大学院受験でかつての第一志望の大学の大学院に合格することも可能です。

修士課程に進学・卒業するには?

大学院の修士課程に進学するには、各大学院の入学試験に合格する必要があります。

一般的な出願資格は学士号の取得ですが、推薦入試や社会人入試などさまざまな入試区分があり、学士号を持っていなかったとしても、専門職の経験などで出願資格が認められることがあります。

出願に際しては、志望理由書、研究計画書の提出などがあります。入学試験は、専門科目の学力試験、外国語試験、小論文、面接などから構成されることが多いです。

大学院入試の難易度は、大学受験同様に、大学や専攻科によって異なります。

当然、東大や京大などの難関国公立大学の大学院は難易度が高く、受験勉強に長期の時間を要します。専門科目試験では該当分野の上級レベルの内容が出題されるため、目安として1年以上前から対策するなど念入りに準備する必要があります。

その他の大学に関しても、事前調査を入念にし、早め早めに対策を始めるようにしましょう。直前になって、「受験対策が間に合わない。。」といった事態に陥らないよう注意しましょう。

また、前述のように修士課程の標準修業年限は2年間で、その期間内には授業の受講、研究活動への従事、そして修士論文の作成が求められます。

修士論文を提出し論文審査をクリアするか、最終試験も設けられている場合はそれに合格すれば、課程修了の要件を満たし、修士の学位が授与されます。

単位取得は30〜40単位程度必要とされ、学部よりは少ないかもしれません。

しかし、全国大学生活協同組合連合会が実施した「第11回全国院生生活実態調査」によると、勉強時間は1日7.4時間が平均とされており、場合によっては学部生時代よりも長い時間勉強することになる可能性もあります。

修士過程を卒業するためには、主体的に研究に取り組まなければならないため、学部の卒業よりも難しいと感じる人もいるでしょう。

参考:第11回全国院生生活実態調査 概要報告

修士号取得のメリット

ここでは、修士号を取得するメリットを紹介します。

ここで紹介するメリットは以下の通りです。

  • 専門性の高い職業への就職が有利になる
  • 初任給が学部卒よりも高い傾向にある
  • プレゼン能力がアップする

専門性の高い職業への就職が有利になる

修士号を取得することで、専門性の高い職業に就こうとした際に有利になります。

修士課程では、高度な専門知識と研究手法を体系的に学べます。各分野の最先端の知見に触れ、課題探求力や問題解決力を磨くことができるのです。こうした高度な専門性は、多くの企業や組織で求められています。

例えば、民間企業における研究開発職や高度な技術職では修士号取得者が優先的に採用されることが多くあります。製薬、電機、自動車など先端技術分野の企業では、開発の中核を担う人材として修士号取得者が重要視されています。

コンサルティングや金融などの知識集約型産業でも、課題発見力と解決力、高い専門知識を持つ修士号取得者は採用で有利になりやすいです。

さらに、就職ではなく資格取得の話ですが、公認会計士のように修士号を得る(会計大学院を卒業する)ことで、資格取得に必要な試験が一部免除されるものもあります。

このように、専門性が高く、課題発見・解決能力が求められる職種では、修士号取得が就職に大きなメリットとなるのです。

初任給が学部卒よりも高い傾向にある

修士号を取得すると、初任給が学部卒業者よりも高い傾向にあります。これはさまざまな業界・企業で見られる特徴です。

多くの企業が、修士号取得者の高い専門性と能力を評価し、処遇面でメリットを与えています。大学院で培った高度な知識と研究力は即戦力として期待されるからです。

例えば、メーカー業界の場合、学部卒と修士号取得者の初任給には3〜5万円程度の開きがあり、修士号取得者の方が高額となっています。

コンサルティングファームでは、ビジネススクールMBA修了者を中心に、修士号取得者への高い初任給を提示しています。大手のコンサルティングファームでは、初任給から600万円を超えることもあります。

金融業界でも同様に、修士号取得者は学部卒より数十万円高い水準の初任給が一般的です。証券会社や銀行の中でも、事業法人向け営業職などの専門性が求められる部門で差がつきやすくなっています。

このように、企業は修士号取得者の高度な能力を認め、処遇面でも手厚い待遇を用意する傾向があります。

参考:Big4コンサルティングファームの年収ランキング|転職サービスのムービン

プレゼン能力がアップする

大学院で修士号を取得する過程において、プレゼンテーション能力を向上させられる機会がたくさんあることもメリットかもしれません。社会人にとってプレゼン能力は、情報を効果的に伝えられるスキルとして重宝されます。

修士論文の作成やゼミ活動などを通じて、研究内容を効果的に発表し、議論する機会が数多くあります。自分の研究テーマについてわかりやすく説明したり、質疑応答に適切に対応したりする力が自然と身につきます。

特に修士論文の最終審査は、研究成果を発表し、専門家から質問を受けるプレゼンテーションの場となります。緊張感のある中で、論理的な説明を心がける訓練ができます。

また修士課程の授業では、発表の機会が多く設けられています。講義の中で自分の考えをまとめ、発表するプロセスを繰り返すことで、わかりやすいプレゼン力が身に付きます。

さらに、学会や研究会への参加を通じて、さまざまな人の前で研究を発表するトレーニングもできます。異なる専門分野の人々を前に、わかりやすい表現を心がける必要があり、プレゼン力が鍛えられます。

このように大学院生活を通じて、高いプレゼンテーション能力を磨くことができるのは社会に出ていくうえでメリットです。就職後、社内外でのプレゼンにも威力を発揮できる重要な力となるでしょう。

修士号取得のデメリット

次に修士号を取得するデメリットを見てみましょう。

修士号取得のデメリットは以下の通りです。

  • 社会に出る時期が2年遅れる
  • 文系では活躍できる専門職が少ない
  • さらに学費がかかる

社会に出る時期が2年遅れる

修士課程で学位を取得するためには、一般的に2年間の期間を要するため、それだけ社会に出る時期が遅れるというデメリットがあります。

この2年間は企業等で実務経験を積む機会がなくなり、キャリアがその分遅れを取ることになります。

特に年功序列が根強い日本の企業社会においては、入社が2年遅れることで、昇進や昇給のタイミングが後輩に遅れを取ってしまう可能性があります。入社時の年齢が上がるほど、将来的なキャリアアップの機会が制限される側面もゼロとは言い切れないでしょう。

また2年間の授業料などの私費負担や、その間の機会費用を考えると経済的な負担も無視できません。

さらに、修士課程在学中は研究に没頭する必要があり、就職活動や実務経験を積む機会が制限されてしまいます。社会人経験が少ない分、机上の知識は豊富かもしれませんが、現場における即戦力としての評価が下がるリスクもあります。

このように、社会に出る時期が遅れるデメリットは、キャリア形成、経済的負担、実務経験の観点から無視できない問題点です。

文系は活躍できる専門職が多くない

修士号を取得する際のデメリットとして、文系分野では活躍できる専門職が理系ほど多くないという点が挙げられます。

理工系や医療系など専門性の高い理系分野では、研究開発職や高度技術職など、修士号を有することが強く求められる職種が数多くあります。しかし文系分野ではそうした明確な専門職が少ないのが実情です。

例えば、文学、史学、哲学などの人文科学分野では、大学教員や研究職を除けば、修士号が直接的に求められる職種は限られています。また、教員や公務員を目指す場合でも、修士号の有無による待遇面での違いは小さい傾向にあります。

経済学や法学などの社会科学分野でも、金融、コンサルティングなど一部の業界を除けば、学部レベルの知識で十分とされることが多く、修士号の付加価値は相対的に低くなります。

さらに、文系分野の修士課程での研究内容は、理系に比べて企業が求める専門性とマッチングしづらい側面もあります。理系のように明確な就職先が見えづらく、キャリア形成が難しいことも課題です。

このように文系分野では、修士号の付加価値が相対的に低い分野もあり、活躍できる専門職が限定的となる可能性があるのがデメリットといえるでしょう。

さらに学費がかかる

大学院の修士課程に進学すると、さらに多額の学費を支払う必要があり、経済的な負担が大きくなるというデメリットがあります。

学部生の時と比べて、授業料のみならず、各種の実験実習料や研究室運営費なども新たにかかってきます。国公立大学の場合、年間で授業料が50万円前後かかるのに加え、入学金や施設費など併せて80万円以上の費用が初年度にかかることもあります。

私立大学院に進学すれば、その経済的負担はさらに大きくなります。私立大学の修士課程では、年間90万円〜180万円程度が一般的です。2年間の修業年限で考えると、200万円〜400万円近い学費負担が発生することになります。

奨学金や学費ローンなどの支援制度はありますが、それでも多くの学生は、アルバイトをしながら在学したり、実家からの仕送りに頼ったりと、経済的に厳しい学生生活を送る可能性が高くなります。

このように、修士課程に進学すると、さらに多額の学費が必要となり、経済的な負担が非常に大きくなるというデメリットがあるのです。

参考:国立大学の学費にどう備える?総額の目安と私立大学との違いも解説 | かんたん保険シリーズ ライト! By明治安田生命

参考:大学院進学ガイド 学び続けられる環境づくり(お金編)

修士号取得後の進路

修士号取得におけるメリット・デメリットを見てきました。

修士課程に進んだ際、修士号を取得した後の代表的な進路を3種類紹介します。

  • 研究職
  • 開発職
  • 文系資格職

研究職

修士号を取得することで、研究職を目指すうえで大きなメリットがあります。

研究職とは、大学や企業の研究所などで、新しい発見や技術開発のための研究活動に従事する仕事です。

具体的には、自分の専門分野について細かく調べ、実験や観察を重ねながら新しい知見を見つけていきます。例えば医学分野なら新薬の研究、工学分野なら新素材の研究、経済分野なら新しい経済理論の確立などが目標になります。

発見した成果は論文にまとめて発表したり、特許を取得したりします。着実に研究を積み重ねることで、人類の知識を広げ、より良い製品やサービスの実現につながります。好奇心旺盛で探究心が強く、地道な努力を続けられる方に向いている職業です。

研究職に就くことで、自身の専門分野をさらに掘り下げた研究活動に従事できます。新しい発見や革新的なアイデアを生み出す醍醐味があり、学術的にも大きな貢献ができる道です。

開発職

製品開発や技術開発など、ものづくりに携わる開発職では、修士号取得者が活躍する場が多くあります。

エンジニアリング企業などの製造業では開発職の中核を修士号取得者が担っています。

開発職に就くことで、製品やサービスの企画・設計段階から関わり、技術的なアイデアを形にする醍醐味があります。最先端の技術や知識を活かして課題解決に取り組むことができる点が大きなメリットです。ものづくりを通して社会に貢献できる魅力ある仕事ですね。

文系資格職(法曹・公認会計士など)

法曹や公認会計士などの専門的な国家資格を取得するには、法科大学院や会計大学院の修士号を獲得しておくのがベターです。

法曹も公認会計士も、修士号を取得しておく必要はありませんが、取得することで資格取得のための試験で科目が免除されたりと、楽になります。

弁護士や裁判官など法曹の道に進めば、社会の紛争解決に重要な役割を果たせます。また公認会計士に就けば、企業の経理や会計に関する専門家として活躍の場が広がります。いずれの職種も社会的地位が高く、専門職としての責任も重大です。

どんな大学院がある?

ここでは、どんな大学院があるのか気になっている方のために、3つの大学院を紹介します。

ここで紹介する大学院は以下の通りです。

  • 東京大学大学院
  • 早稲田大学大学院
  • 立教大学大学院 人工知能科学研究科

東京大学大学院

言わずと知れた日本トップの大学である東京大学の大学院には、15の研究科が設置されています。

設置されている研究科は以下の通り。

  • 人文社会系研究科
  • 教育学研究科
  • 法学政治学研究科
  • 経済学研究科
  • 総合文化研究科
  • 理学系研究科
  • 工学系研究科
  • 農学生命科学研究科
  • 医学系研究科
  • 薬学系研究科
  • 数理科学研究科
  • 新領域創成科学研究科
  • 情報理工学系研究科
  • 情報学環・学際情報学府
  • 公共政策大学院(公共政策学連携研究部・教育部)

学費は以下の通りです。

入学金 授業料
法科大学院以外 282,000円 535,800円
授業料 520,800円

入学試験は、筆記試験・小論文・面接、場合によってはTOEFLやTOEICなどの英語資格試験の成績も提出する必要があります。

参考:入学料・授業料 | 東京大学

早稲田大学大学院

日本トップクラスの私立大学である早稲田大学には、東京大学よりも豊富な17の研究科が設置されています。

早稲田大学の研究科は以下の通りです。

  • 政治学研究科
  • 経済学研究科
  • 法学研究科
  • 文学研究科
  • 教育学研究科
  • 商学研究科
  • 基幹理工学研究科
  • 創造理工学研究科
  • 先進理工学研究科
  • 環境・エネルギー研究科
  • 情報生産システム研究科
  • 社会科学研究科
  • 人間科学研究科
  • スポーツ科学研究科
  • 国際コミュニケーション研究科
  • アジア太平洋研究科
  • 日本語教育研究科

学費は以下の通りです。

入学金 授業料
政治学研究科 300,000円 624,000円〜1,293,000円
経済学研究科 624,000円
法学研究科 624,000円〜875,000円
文学研究科 624,000円
商学研究科 624,000円
基幹理工学研究科 962,000円
創造理工学研究科 962,000円〜1,491,000円
先進理工学研究科 1,071,000円
教育科学研究科 624,000円〜1,613,000円
人間科学研究科 901,000円〜1,206,000円
社会科学研究科 624,000円
スポーツ科学研究科 926,000円〜1,238,000円
国際コミュニケーション研究科 745,000円
アジア太平洋研究科 1,373,000円
日本語教育研究科 867,000円
情報生産システム研究科 1,114,000円
法務研究科 1,160,000円
会計研究科 1,540,000円〜2,050,000円
環境・エネルギー研究科 962,000円
経営管理研究科 1,460,000円〜2,784,000円

引用:2024(令和6)年度 修士課程・専門職学位課程 入学金・学費・諸会費 一覧

入学試験は、筆記試験・小論文・面接、場合によってはTOEFLやTOEICなどの英語資格試験の成績も提出する必要があります。

立教大学大学院 人工知能科学研究科

立教大学大学院には、立教大学の学部にはない人工知能について研究できる人工知能科学研究科が設置されています。

近頃はChat-GPTやClaudeのような生成AIの知名度がかなり上がっており、AIに関する興味を強く持っている人も増加してきています。

人工知能について興味を強く持っている方には、立教大学大学院人工知能科学研究科がおすすめです。

学費は以下の通りです。

入学金 225,000円
授業料 1,500,000円

入学試験は、自己推薦という方式だと志望理由書や活動報告書などによる書類選考や面接試験、一般入試だと加えて筆記試験があります。

参考:立教大学大学院人工知能科学研究科

まとめ

今回は大学院の中でも特に修士課程について紹介しました。

修士過程は卒業することで、学部卒よりも高い初任給を得られたり、高い専門性のある職業に就職しやすくなるなど、メリットがあります。

その一方で、社会に出るタイミングが遅くなったり、文系では法曹や公認会計士以外では就職における優遇が少なかったりとデメリットがあるのも事実です。

世間的に見ると大学院に進学する人は少ないと思われるかもしれませんが、将来を見据えて自分が深めて学んでいきたい何かがあれば、修士課程に進むことも検討してみてください。

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