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科学的勉強テクニック

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勉強方法を勉強する

「学力を上げたい!」

それなら、国語、数学、英語、理科、社会の“各科目の内容をどう勉強する”か、考えていくと思います。

しかしここで、一歩引いて、考えてほしいです。

「そもそもの勉強方法は正しいのかな?」

と。

スポーツで考えてみましょう。

あなたはサッカーをしているとしましょう。

試合に出てもなかなか活躍できず、いろいろ練習をしてみるわけです。

シュートや、リフティングや、フェイントや、基本的な戦術や。

それでも、体力や筋力、姿勢や体幹、視野などの基礎ができていなければ、どれだけ努力しても上達しないということは、想像できるのではないでしょうか。

勉強に関しても同じことがいえます。

どれだけ時間をかけて教科書を読み込んでも、正しい勉強法でなければ、なかなか身にならないかもしれないのです。

言い換えると、勉強に時間はかけているし、努力はしているのに、なかなか学力が上がらないというのであれば、そもそもの勉強方法を見直した方がよいかもしれません。

現在は科学が進歩しており、人間の脳のメカニズムや、心理的な現象がいろいろと解明されています。

もちろん、科学はまだ万能ではなく、解明しきれていないことも多いのですが、これまで分かってきたなかにも、勉強に役に立つ情報はあります。

私たち人間の脳のメカニズムや特徴を少しでも理解できれば、それを日ごろの勉強に活かしていくことができ、効率的に学習することが可能になります。

このページでは、脳のメカニズムにも触れながら、科学的にもある程度の効果が期待できる勉強方法を紹介します。

参考書コレクターにならない

先ほど触れたことに少し関係がある話をします。

自分の周りに、

「あの人めちゃくちゃ参考書持ってるな~」

と思うような人はいませんでしたか?

もしかすると、「自分も思い当たるところがある」という人もいるかもしれません。

「参考書をたくさん買ってしまう」

という人は、冒頭で触れたように、

「そもそもの勉強方法を疑う」

ようにしてください。

もちろん、文章の書き方や構成によって、自分に合う教材、合わない教材はあると思います。

しかし、参考書が多くなりがちな人の特徴として、

「無意識に、参考書を買うことで不安を解消しようとしている」

ということが挙げられます。

「自分に合う参考書を探してるんだ!」

と思うかもしれません。

自分好みの参考書を探すことを止めはしませんが、探すことに労力を注ぐことは、時間の無駄になってしまう恐れがあります。

それなら、1冊を完璧に理解して内容を身に付けることに意識を集中させることを、おすすめします。

学力が伸び悩んでいるとしたら、自分の使っている参考書や教材に問題があるのではなく、自分の勉強スタイルに問題がある可能性があります

一度、自分のそもそもの勉強方法や、勉強に対する姿勢を疑ってみてください。

インターネットなどで調べて、いろいろな人が薦めている参考書は、内容的に問題ないはずです。

そのような参考書や教材を使っているにもかかわらず、学力が伸びないなら、

「果たして、自分は1冊をちゃんと極めることができているのかな?」

「自分の勉強の仕方が間違っているのかな?」

と考えてみてください。

「いろんな参考書に手を出しがちだな~」

という人は、そもそもの勉強方法を工夫しながら、まずは一つの参考書を極めることに意識を向けると、学力がアップするかもしれません。

参考書コレクターにならない

「自分は勉強が得意だ」と思え

「効率のいい勉強方法を知りたいのに、『自分は勉強が得意だ!』と思えって、根性論かよ!?」

とびっくりしている人もいるかもしれませんね。

Re受験にチャレンジする皆さん、学力を伸ばしたい皆さんには、まず、何よりも先に、

「自分は勉強が得意だ!」

と思い込んでもらうことをおすすめします。

科学的な言葉を用いて言うと、

「自分のセルフイメージを、『勉強が得意』というものに書き換える」

ということをすすめます。

“セルフイメージ”とは、自分が自分自身に対して持つ自分像のことです。

「私は勉強が得意だ!」

「僕は病弱だ。」

「自分は運がいい!」

など挙げだしたらきりがないのですが、人は「自分ってこういう人だ」という自分に対する認識をもっています。

認知科学という分野では、人は自分のセルフイメージに合っている情報を集め、そして自分のセルフイメージを維持するように行動するといわれています。

例えば、「自分は勉強が苦手だ」というセルフイメージを持っているとしましょう。

そうすると、これまでの過去を振り返ってみて、よい点数を取れた試験があったとしても、「自分は勉強が苦手だ」というセルフイメージを補強する出来事が思い出されます。

つまり、悪い点数を取ったことばかり思い出されるのです。

一方、「自分は勉強が得意だ」というセルフイメージを持っていると、そのセルフイメージを補強する出来事、つまりよい点数を取ったことが思い出されるのです。

そして恐ろしいのが、「自分は勉強が苦手だ」というセルフイメージを持っていると、この先の未来も、「自分は勉強が苦手だ」というセルフイメージを補強する行動を無意識に起こしてしまうというのです。

つまりは、よい点数が取れないような勉強の仕方を無自覚でするのです。

脳内ではこんなやりとりが繰り広げられます。

「今回は勉強するぞ~」

「なかなか覚えられないな。」

「まあ仕方ない、いつも通りか。それに友達と話すことも多くて勉強に集中できなかったしな。」

~結果~

「やっぱりいつも通り点数が悪かった。自分は勉強が苦手だな。」

という感じです。

「それは能力の問題なんじゃないの?」

と思われるかもしれません。

たしかに、それは多少なりともありえるかもしれませんが、「なかなか覚えられない」ことを受け入れてしまい、さらなる努力をしていない事実もあります。

また、この具体例のように、「友達と話すことが多かったから勉強できなかった」という言い訳も、脳が“無意識に”つくりだすのです。

ちなみに、セルフイメージを維持するために、脳は無意識に、できないことに対するもっともらしい理由(言い訳)を探すのですが、この働きをクリエイティブ・アボイダンス(創造的回避)といいます。

もし、セルフイメージが、「自分は勉強が得意だ!」というものだとしたら、

「なかなか覚えられないが、これはおかしい。いつもと違う!」

と思って、それを補うためにもっと努力しているかもしれません。

友達とたくさん話していて勉強以外の時間を割かれていたとしても、

「それと内容を覚えられないのは別問題だから、その時間を埋め合わせるように勉強しよう。」

という方向に考えるかもしれません。

これはあくまでも具体例ですが、このようなケースが実際にあるのです。もしかすると、「身に覚えがあるな。。」という人もいるでしょう。

セルフイメージを変えることで、行動が変わり、結果が変わるということが、認知科学ではいわれているのです。

「自分は勉強が得意だ!」

というセルフイメージに変えるためには、「自分は勉強が得意だ!」と何度も自分に言い聞かせるようにしましょう。

鏡に向かって声に出して言い聞かせてもよいですし、声に出さずに頭の中で繰り返し言うだけでも効果はあります。

話を少しそらします。

「学力は遺伝だ。」

という主張は、世の中にたしかにあります。

しかし、影響はあるといっても、遺伝で学力がどこまで決まるのかは解明しきれていませんし、個々人の学力が遺伝で運命的に決まっていたとしても、それを知る由もありません。

一方、遺伝ではなく、環境要因や努力で、学力が上下することも知られています。

そうであれば、

「自分は遺伝的に勉強が苦手なのかもしれない。」

と思うのではなく、

科学的に根拠のある効果的な学習方法を駆使したり、可能な限り勉強時間を増やして努力したり、少しでも運動をして脳を活性化させたり、できる最大限のことをする方がよいのではないかと思います。

現状を嘆く暇があれば、

「ゴール達成のために、今よりもさらによくなるために、できる限りを尽くそう!」

という生き方しか、皆さんの道を切り拓いていく方法はないのです。

話を“思い込みの力”に戻しますが、“根拠のない思い込み”がよい効果を持つということが、他のかたちでも認められています。

心理学では、「自己成就的予言(ピグマリオン効果)」や「プラシーボ効果」という名前で、「根拠のない思い込みがパフォーマンス向上につながる」ことが認められています。

また、

「(能力のある)他人になり切る」

ということでパフォーマンスが上がることも、アメリカの教育心理学者Denis Dumas(デニス・デュマス)氏とKevin Dunbar(ケビン・ダンバー)氏が発見しています。

Re受験においては、

「勉強が得意な○○さんになり切る!」

ことで、勉強のパフォーマンスが上がりうるのです。
(もちろん努力も必要ですよ!学習効率が上がるということです!)

セルフイメージの在り方はさまざまです。

「私は勉強が好きで得意だ!」

「僕は暗記が早い。」

「自分は規則正しい生活を送っている!」

自分のなりたい像、ゴールを達成するために必要な能力などに合わせて、セルフイメージを調整してください。

「自分はこういう人だ」という“思い込み”をまず変えることで、学習効率を上げる基盤をつくるのです!

「自分は勉強が得意だ」と思え

暗記方法

それでは、Re受験の勉強で避けては通れない、“暗記”の方法について紹介します。

もしかすると、皆さんが思っている以上に、受験は暗記が命です。

暗記が少ないように思える数学だって、解法を暗記することで、次に似たような問題が出てきたときに解くことができます。

英語も国語も、単語や用語を覚えて語彙を増やすことで読解力があがります。

地理などの試験にある図表を分析する問題も、着目すべきポイントや、文章の書き方を覚える必要があります。

暗記ができれば受験に成功するわけではありませんが、暗記ができなければ受験に失敗すると言っても過言ではありません。

基礎から解法まで、暗記すべき対象はさまざまですが、覚えるべきことは覚えきって、それを問題に合わせて応用するというのが、基本的な受験問題の解き方です。

受験勉強の核である、“暗記”について、科学的に効率が良いとされる方法を見ていきましょう。

まず、“暗記”をしたい皆さんが理解しておかないといけないことがあります。

それは、

脳は情報を忘れるようにできている!

ということです。

「せっかく覚えてもすぐに忘れてしまう。。」

と悩んでいる人もいるかもしれませんが、それは至って普通のことなのです。

暗記の基本は、

“覚えるまで”繰り返す

というものです。

記憶には、すぐに忘れてしまう短期記憶と、より長い時間、もしかすると一生覚えている長期記憶とがあるのですが、繰り返すことで、短期記憶が長期記憶になり、忘れずに定着していくのです。

暗記効率のよいテクニックを紹介しますが、それは「1回見ただけで覚えられる」というものではありません。

覚えるまで回数はかかりますが、そのなかでも効率のよい方法ということです。

そして、暗記において一つ大切な考え方(マインドセット)をお伝えしておきます。

それは、

「覚えられる」「覚えられない」

ではなく、先ほど書いたように、

「覚えるまで何回も繰り返し復習する」

ということです。

「できる/できない」ではなく、「やる/やらない」ということなのです。

このマインドセットをもって、暗記テクニックを駆使してください!

また、暗記テクニックでポイントとなるのは、

“脳”が重要だと認識した情報は比較的忘れにくく、定着しやすい

ということです。

厄介なのですが、どれだけ自分が「重要だ!」と思っていても、“脳”が重要だと認識しないことにはなかなか定着しません。

ここで紹介するいくつかの暗記テクニックは、このメカニズムを利用したもので、“脳”に重要性を認識させやすいものになっています。

それでは具体的に、効率のよい暗記テクニックをいくつか見てみましょう。

接触頻度を増やす

まず、“繰り返す”は“繰り返す”なのですが、覚えたい内容を1回1回じっくり時間をかけて覚えようとするのではなく、覚えたい内容との接触頻度、接触回数を増やすことを特に心がけましょう。

具体例を書きます。

今から、英単語を10個覚えるとします。

パターンAでは、1単語に1分をかけ、それを10単語分、合計10分かけます。

パターンBでは、1単語に6秒かけ、それを10単語分で合計1分(60秒)。そしてそれを10周し、最終的に合計10分かけます。

パターンAもパターンBも、かけた時間は同じですが、パターンBの方が記憶の定着率が高くなるのです。

メカニズムとしては、接触回数、要するに見た回数や聞いた回数を増やすことで、脳は「この情報は大事なんだ!」と認識し、記憶として定着しやすいといわれています。

また、単元や教科書をまるまる学習する際は、スピード早く全体を1周することで、全体像を先につかむことができます。

全体像をつかむことができると、情報の関係性や位置づけを把握しやすく、より整理しやすくなるため、これまた暗記効率を高められる要因となります。

接触頻度を増やす

最初の復習は早めにする

初めて触れた情報は、基本的に1回では覚えられません。

そこで復習が必要なのですが、1回目の復習、言い換えると、2度目に情報に触れるのは、1度目の情報に触れたときから、あまり時間を置かない方がよいです。

これは、「エビングハウスの忘却曲線」というものからいえます。

この言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、誤解している人も多いので、簡単に説明します。

「エビングハウスの忘却曲線」とは、下記のグラフのような曲線で、記憶するまでの節約率と経過した時間の関係を表したものになります。

エビングハウスの忘却曲線

“記憶の節約率”を、具体的な例で説明します。

ある情報を覚えるのに最初は10分かけて覚えました。
その後ほとんど忘れましたが、2回目にチャレンジしたら、次は8分で覚えられました。
このとき、10-8=2(分)が節約できたので、最初の10分と比較すると、2回目は20%暗記にかける時間を節約できたことになります。

これが“記憶の節約率”です。

よく、「『エビングハウスの忘却曲線』は、何分後には何%、何日後には何%忘れてしまうということを示している」という情報がありますが、それは正確ではないです。

この「エビングハウスの忘却曲線」から分かるように、新たに触れた情報は早く復習すると、“記憶の節約率”が高い状態で暗記でき、効率を上げることができます。

また、カナダのUniversity of Waterloo(ウォータールー大学)も記憶の定着に関する実験をしています。

エビングハウスの忘却曲線

そこで分かったのは、ある内容を学習した次の日に短い時間でもよいので復習すると、ほぼ100%の内容を思い出し、その後も忘れていくのですが、忘れるスピードが緩やかになるのです。

1時間の講義の内容を、その次の日に10分復習、講義から7日後には5分復習、講義から30日後には2~4分復習すると、記憶が維持されることが実証されました。

初めて学ぶ内容は、より早めに復習することで、暗記の効率を上げることができるのです。

「テスト効果」を利用する

「テスト」

この言葉を聞くと、

「現在の学力を知るためのもの」

または、

「学力を見える化してふるいにかけるもの」

というイメージがあると思います。

しかし、実は「テスト」を上手く活用することで記憶の定着を促すことができるのです。

このことは、Purdue University(パデュー大学)の研究でも認められています。

「テスト」を実施することで、情報を思い出すという行為が発生し、それが記憶の定着に結びつきます

実際にテストで出題されることで、脳が、「この情報は重要なんだ!」と認識してくれるというのもあるのかもしれません。

「テスト効果を利用する」というのは、ものすごく簡単です。

例えば、ある語句の意味を覚えるときに、

自分に、

「○○の意味を説明しなさい。」

と問いかけてみます。

それだけで「テスト効果」は発揮されます。

他にも、赤シートなどで覚えたい情報を隠して、思い出そうとするのも、「テスト効果」に則った方法としておすすめです。

応用問題や過去問に取り組むことでも、テスト効果が期待でき、

「あ、こんな感じで出題されるから、○○の知識は重要なんだ!」

というのも理解できるため、さらなる暗記の効率アップが期待できます。

音読をする

暗記するといえば、黙読だけする人も多いのではないでしょうか。

実は、音読することが暗記に効果的という結果が、研究で明らかになっています。

音読とは、

目で情報を見て→口を動かし声に出して→その声をまた自分の耳で聞く

というプロセスになります。

多くの感覚器官、神経を刺激し、脳を活性化させるため、記憶の定着率が高まると言われています。

音読をすれば、目からも耳からも情報をインプットすることになります。

また、黙読をしていると、

「気づいたら他のことを考えていた。。」

などということもあるかもしれませんが、音読をしていると比較的に意識が散漫しにくく、集中しやすいというのもあるでしょう。

黙読だけでなく、声に出して音読することも、暗記効率を上げるテクニックとしておすすめです。

誰かに説明する

友人や、家族など、誰か他人に覚えた内容を説明するというのも、暗記効率を高めます。

まず、他人に説明できるためには、情報を整理できている必要があります

そして、中途半端な知識では十分な説明ができないので、背景知識や周辺知識、関連情報もおさえる必要が出てくるかもしれません。

よって、誰かに説明しようとして勉強する方が、結果的に理解度が高まり、知識量が増えるのです。

また、教科書など何も見ないで他人に説明すると、先ほど述べたテスト効果も期待でき、情報を思い出そうとすることで記憶をより定着させることにもつながります。

さらに、自分の理解が足りないところが浮き彫りになれば、重点的に勉強しなければならないところが分かるわけなので、そういった点でもメリットがあります。

ほかにも、他人に説明することは、アウトプットをすることになるので、脳が「この情報は使うから重要なんだ!」と認識し、記憶が定着しやすくなるというのも期待できます。

実際に誰かに説明しなくても、

「友人に説明するとしたら、どんな感じでするだろう?」

と考えてみたり、

頭の中に“講師の自分 A”と“生徒の自分 B”を思い浮かべて、AとBの脳内授業をする

というのも、多少なりとも効果があると思います。

誰かに説明する

暗記に適した勉強時間

暗記の“仕方”を工夫するだけでなく、暗記する“時間帯”を工夫することでも、暗記の効率を高めることができます。

効率のよい暗記ができる時間帯は、ずばり、

就寝前

と、

早朝

といわれています。

まず就寝前ですが、睡眠には、脳に蓄えた知識を整理して、その知識を使える状態にする機能があると知られています。

そして、暗記を行ってすぐに寝ると、記憶の定着率が上がることが、ドイツのUniversity of Lubeck(リューベック大学)の研究でも分かっています。

したがって、就寝前に暗記作業をするのは、暗記効率を高めるために効果があるのです!

そして、早朝、つまり寝起きは、脳内の情報がすっきり整理された状態にあります。

脳科学的に見ても、朝の脳の状態が一番冴えていると、脳科学者の茂木健一郎氏は言っており、暗記だけでなく、思考する勉強にも向いている時間帯です。

また、空腹時にも暗記効率が上がる可能性があることも、研究で明らかになりました。

イギリスのSwansea University(スウォンジー大学)主導の研究チームや、公益財団法人 東京都医学総合研究所と首都大学東京の共同研究で、空腹と暗記効率向上の関係が認められているのです。

結局のところ、暗記は繰り返しが重要ですし、暗記に取り掛かるべき時間は問われないですが、暗記に効率がよいとされる時間帯を意識して勉強したり生活したりすると、より高い学習の効果が期待できると思います。

まとめ

以上、科学という観点をふまえた、勉強の方法、そして受験勉強の核となる暗記のテクニックを見てきました。

冒頭でも述べましたが、各科目の内容を勉強することはもちろん必要なのですが、そもそもの勉強方法、暗記方法を見直すこともとても重要です。

これは、

「枝葉だけでなく、根幹も見る」

ということだといえます。

根幹がしっかりしていない木に、良い枝、葉っぱ、実はなりません。

サッカーの例で説明しましたが、

「そもそも基礎はできているのかな?」

と疑うことは、今後の人生でもかなり重要になってきます。

これを機に、

「根幹は何なのか?」

「根幹はできているのか?」

を考えてみる習慣をつけるとよいかと思います。

世の中の科学は、日夜進歩していますし、新しい有益な情報が次から次へとシェアされています。

このページを導入として、いろいろな勉強手法や暗記テクニックについて、ご自身でも調べてみてください!

効率のよい勉強方法を使いこなして、Re受験を乗り越え、さらには今後の人生でも活躍されるよう、応援しています!

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